
小学生の勉強で一番大切な教科は?
その答えは,やはり「国語」ではないでしょうか。
国語は,全ての教科の土台となる教科です。
ですから,小学生のうちに,国語をしっかりと身に付けておくと,他の教科も含めて,その後の成績が伸びやすくなります。
このように,小学生にとって,国語は,とっても大切な教科です。
でも,どうすれば,国語の力が付くの?
そのような疑問を持った方必見!
今回は,小学生の国語の力を付けるためのポイントを紹介します。
小学生の国語のポイント1~漢字力を付ける!~
小学生の国語のポイントの1つめは,「漢字力」です。
小学生のうちに,漢字の読み書きが苦手になると,その後の勉強で苦労することになります。
漢字が読めないことは,教科書が読めないということです。
そうすると,どの教科も苦手になってしまう可能性があります。
この状況を避けるためにも,小学生の低学年のうちに,漢字の読み書きをしっかりやるのが大切です。
漢字の勉強には,「読み」と「書き」がありますが,特に大切なのは「読み」です。
「読み」ができれば,教科書を読んだり,分からないことを簡単に調べることができます。
読める漢字が増えると,子供自身でできる勉強の幅が広がっていきます。
また,読めない漢字よりも,読める漢字の方が,すぐに書けるようになります。
ですから,まずは「読み」を覚えることから始めるのが効果的です。
漢字の読みを覚えるのに効果的なのは,好きな本をたくさん読むこと!
本を読みながら分からない漢字を調べることで,自然と読める漢字が増えていきます。
また,本を読むことは,脳の活性化にもつながりますので,おすすめです。
ここでのポイントは,子供が読みたいと思う本でいいということ。
親が本を選ぶと,どうしても難しい本を選びがちです。
でも,子供が読みたいと思わない本だと,読書自体が楽しくないので,続きません。
特に,最初は,簡単で楽しそうな本で十分ですので,子供が読みたいと思う本を読ませるようにするのがおすすめです。
漢字検定を受検することもおすすです。
目標があると,それに向かって頑張りやすくなります。
合格すると,また頑張ろうという気にもなります。
小学生の国語のポイント2~語彙力を付ける!~
小学生の国語のポイントの2つめは,「語彙力」です。
実は,学校の授業だけでは,語彙力を十分に身に付けるのは難しいのが実情です。
ですから,普段から語彙力の強化を意識することがとても大切です。
語彙力を付ける簡単な方法を紹介します。
それは,「漢字」のところでも書きましたが,たくさん本を読むことです!
子供自身が関心のある本をたくさん読むだけ。
活字が苦手な子供でしたら,最初は漫画でもいいかもしれません。
とにかくたくさんの活字に触れることで,語彙力が付いていきます。
読書は,国語力を付ける上でとっても大切です。
そして,読書は脳の活性化にもつながっています。
読書習慣があるだけで,勉強や脳力の向上を期待することができるのです。
子供の好きな本を買ったり,図書館で借りたりして,読書の機会を増やしてあげましょう!
そして,本を読む中で,疑問があったらすぐに調べることで,語彙力が更に強化されます。
辞典で調べるのがおすすめですが,インターネットで調べることでもいいです。
「簡単に調べられる!」ということを実感することができれば,自分でどんどん調べられるようになります。
好きな本をたくさん読む。分からないことはすぐに調べる。
たったこれだけで,語彙力がどんどん強化されます。
小学生の国語のポイント3~読解力を付ける!~
小学生の国語のポイントの3つめは,「読解力」です。
漢字力も語彙力も,読解力の向上につながっています。
そして,読解力が向上すれば,各教科の教科書の内容を正しく理解することができるようになります。
つまり,読解力の向上は,全科目の学力の向上につながっているといえます。
では,どうすれば,読解力を強化することができるのか?
実は,これも「好きな本をたくさん読む」ことが効果的です。
また,要約力は,書いたり,人に話すことで鍛えることができます。
ですから,読んだ本について家族で話し合ったり,本の感想を書いたりすると,読解力が更に向上します。
まとめ
小学生の国語は,3つのポイントを押さえてることで,効率的に勉強することができます。
① 漢字力を付ける。
② 語彙力を付ける。
③ 読解力を付ける。
そして,これらの力を付けるのに,共通しているのが,好きな本をたくさん読むこと!
たったこれだけのことで,国語力がどんどん付いていきます。
国語力を付けるには,学校の勉強をしっかりとすることに加えて,読書の習慣を持つことがとても効果的です。
是非,たくさんの素敵な本と出会う機会を子供に与えてあげてくださいね。