子供のIQはこれで高められる!知って得する5つのこと

一昔前は,「頭のいい人」の代表というと,「知識のある人」でした。

でも,インターネットで分からないことを簡単に調べられる現在では,どれだけ記憶力があり,たくさんの知識を持っていても,インターネットにはかないません。

今の時代は,知識だけでなく,その知識を生かすための思考力が必要な時代になったということです。

今の時代に求められているのは,まさに,「IQの高い人」といえるでしょう。

 

そうすると,これからの子供にも,高い「IQ」が求められるといえます。

 

「それは分かるけど,IQを上げるなんて簡単にはできないのでは?」と諦めてしまう親は多いと思います。

でも,諦める前に,親ができることを試してみませんか?

 

今回は,子供のIQを高めるために,親ができることを紹介します。

大切な子供の将来のため,是非,読んでみてくださいね!

 

IQとは?

IQ(Intelligence Quotient)とは,知能検査の結果を表す数値のことです。

IQの平均値は100で,一般に,120以上は秀才,140以上は天才の領域と言われます。

ちなみに,東大生の平均IQは,120と言われています。

IQが高い子供の特徴は,

  • 記憶力,学習能力,集中力が高い
  • 興味や関心のあることが明確である
  • 思考が論理的である
  • 状況に合わせた柔軟な対応ができる
  • 感情的にならずに冷静に対処することができる など

が挙げられます。

IQの高い子供の特徴を知ると,我が子をIQの高い子供にしてあげたいと思われるのではないでしょうか。

子供が小さいうちにIQを高める土台作りをする!

子供のIQを高めるために,大切なことは,早いうちにIQを高めるための土台作りを始めることです。

IQを高める土台作りは,早ければ早いほどよく,遅くとも,自我が芽生える小学4年生くらいまでに済ませるのが理想です。

なぜなら,人間の思考は年齢を重ねるうちに固まっていくからです。

 

ですから,小学4年くらいまでが勝負!

 

これまでに,思考の柔軟性や論理的思考力の土台,知的好奇心のアンテナを育てておくと,その後,子供自身が自分の力で伸びていくことができます。

親のポジティブ発言で子供のIQは高まる!

IQが高い人というのは,様々な思考パターンを自分の中に持っています。

 

一方,思考が固まっている人は,「そんなの無理に決まっている」と,思考そのものを諦めがち!

思考がネガティブなのです!

 

IQが高い子供に育てるには,ポジティブに考えられる子供にすること!

そして,ポジティブな子供に育てるには,親の発言をポジティブにすること!

 

細かいことにこだわらない。諦めない。柔軟に考える。

こういう子供に育てるためには,できる限り,子供の前でネガティブな発言を控えることがとっても大切です!

 

ポジティブに考えられる人は,「とても勉強になったな。次はここを改善してみよう」と何でも前向きに捉えます。

そうすると,周囲からの協力も得られやすくなり,社会に対して貢献することができる可能性もどんどん大きくなります!

好奇心を育てることで子供のIQは高まる!

東大合格者の多くが,親から「勉強をしなさい」と言われた経験がないというのは,有名な話です。

ここから分かることは,勉強を強要すると,意欲が削がれ,効率が著しく下がるということです!

 

勉強は,本来,とても楽しいものです。

 

自分が知りたくてたまらないことを知って満足を得る。

自分が興味あることを手にして驚いたり,感心したりする。

 

こうした知的好奇心を満たしていくことが,IQを高めていくことになります。

 

そして,知的好奇心は,年中から小学2年生くらいまでに育てるのが理想といわれています。

好奇心は,年齢を重ねるごとに減っていくからです。

 

だからこそ,小さい頃から知的好奇心を育てることが大切です。

 

子供の好奇心を育てるには,次のことが効果的です!

① 子供の疑問と向き合ってみる

子供は,好奇心の塊です。

子供は,いろいろなことに疑問を持ちます。

このときに,子供と向き合い,話を聞いてあげる。

これだけで,子供の可能性を広げることになります。

 

一番良くないのは,「そんなこと気にしなくていいの!」という対応です。

これが続くと,子供が好奇心を持ちにくくなります。

 

また,子供の質問に対して,答えを教えてしまわず,考える余地を与えてあげるのも大切です。

そうすると,子供は考えるのを好きになっていきます。

よく話を聞いてあげる。

ヒントを与えながら,さらに発展させていく。

そうすることで,子供のIQが高まっていきます。

② 子供の好奇心を邪魔しない

子供が何かに夢中になっているときに,邪魔をしないことも大切です。

子供が夢中になっているときは,たとえ遊びであっても,自分なりに創意工夫して,知能を使って遊んでいるものです。

そうやって自分なりに考えることが,IQを高めることにつながっていきます。

③ 子供の危険に過敏にならない

子供の危険に親が過敏になると,遊びの幅が狭くなります。

遊びがこじんまりすると,子供の成長のスケールまで小さくなります。

体を動かせば動かすほど脳に刺激が与えられ,IQも上がっていきます。

さらに,体を動かすと運動神経も発達し,けがもしなくなります。

多少のことには動じないという親の心構えも,子供のIQを高めることにつながります。

刺激があると子供のIQが高まる!

子供のIQを高めるには,子供自身が知的好奇心や物事に対する興味・関心を持つことが大切です。

そこを土台として,考える習慣や考える機会をどれだけ持てるか。

その機会を増やすために,例えば,家族でお出かけする際にも,子供の意見を聞いてみることです。

このときに大切なのが,なぜそう思ったのか「理由」を聞いてみることです。

なぜそうしたいのかを考えさせることで,子供の脳に刺激を与えることができます。

 

ここで注意することは,子供の意見を否定しないこと!

 

大人でもそうですが,意見を否定されると,意見を言いにくくなってしまいます。

そうなると,子供の考える機会を奪うことになります。

勉強好きがIQを高める近道!

勉強でも,遊びでも,子供が意欲を持つことが大切!

特に子供が勉強好きになり,自ら進んで勉強するようになれば,自ずとIQも上がっていきます。

勉強は,知的好奇心や論理的思考を育てるなど,IQを高めることに密接に関連しているからです。

 

だから,親が「勉強しなさい!」と言わなくても,自ら進んで学習する子供にすることは,将来,社会から求められるIQの高い人になる近道といえるでしょう。

そのためには,子供に「勉強っておもしろそう。勉強してみたいな」と思わせる雰囲気や環境を作ってあげることです。

 

具体的には,次の方法がおすすめです。

① まずは子供をたくさん褒めよう

勉強に限らず,そのことが好きで得意になるには「自信」を持つことが大切です。

たとえ成績がそれほど良くなくても「この教科が好き!」と思っていれば,成績が上がっていく可能性が高くなります。

子供に自信を持たせるために親ができることは,良い意味で子供を「おだてる」こと。

つまり,たくさん褒めて,気持ちを乗せてあげることです。褒められると,子供は伸びます。

ポジティブな言葉が子供を成長させるのです。特に大切なのは,行動を褒めてあげること。

 

「自分から勉強するなんてえらいね」「最後まで集中して勉強ができてすごいね」など,行動を評価してあげると,子供の心情が変わってきます。

褒められることが目的になるのではなく,自分が何をしなければいけないかをよく理解するようになるのです。

ですから,子供をたくさん褒めて,学習意欲と知能を伸ばしてあげましょう!

② 自己肯定感を持たせよう

子供に教えてもらうことも,子供の意欲を向上させるのにとても効果的です。

親から頼られることを実感しますし,自尊心も満たされます。

誰かの役に立てたという喜びは,自分自身の喜びに置き換えられるようにもなってきます。

つまり,自己肯定感が育っていくのです。そして,人に教えるために,自分が分からないことを調べようとする意欲にもつながります。

自己肯定感を持っている子供は,ポジティブな考えをもって,どんどん前に進むことができるのです。

③ 子供の質問は答え方を工夫しよう

子供は,疑問の塊です。

たくさんの質問をしてきます。

この質問に対して,知識を教えてしまうと,子供が考える機会を奪うこととなり,子供の成長の可能性を狭めることになってしまいます。

 

大切なことは,疑問の余地を残しておくこと!子供に疑問をぶつけられたら,例えば,こう答えてみてください。

「あとで図鑑で調べてみようか」

「今度,博物館に行って詳しく調べてみよう」

つまり,答えを教えるのではなく,興味の輪を広げてあげるのです。

答えを教えると,子供はそこで満足し,それ以上考えなくなってしまいます。

知識ではなく,考える力をつけるには,自ら考え,答えにたどり着くまでの方法を体験することが大切です。

この体験をすることで,また別の疑問に出会ったときのヒントとなり,子供の考える力として蓄積されることになるからです。

④ リビング学習を習慣にしてみよう

東大合格者の多くは,小学生時代は,リビングで勉強に励んでいたそうです。

そして,勉強と言っても,問題集を解くばかりではなく,お絵かき,読書,パズルなど,遊びの要素を含んだことをリビングで行う習慣があると,机に向かうのが苦にならなくなります。

 

また,地図を貼ったり,近くに地球儀を置くなど,リビングそのものを知的好奇心を伸ばすための空間にしてしまうのもおすすめです。

そして,テレビなどで国名や地名が出たら,すぐに家族で調べてみるのです。

そうすると,家族団らんの中で,勉強が楽しいということを実感することができ,勉強が楽しくなります。

⑤ 勉強したことをすぐに使ってみよう

勉強したことは,すぐに使ってみるのがおすすめです。

例えば,レストランで,「○○を○人分注文したら,いくら?」など,勉強が実生活に役立つことを実感させてあげます。

すると,勉強には意味があると知ることができますし,親から感謝の言葉を与えれば,自信にもつながります。

勉強は,テスト以外にも使い道があると実感することができれば,ますます学習意欲は高まり,子供はどんどん勉強好きになっていくはずです。

 

 

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まとめ

子供のIQを高めるには,なるべく小さい子供のうちに土台作りを始めることが大切です。

そして,親のポジティブ発言や子供の好奇心を伸ばす心がけが,子供のIQを高めることにつながります。日頃から,子供が考える機会を与えることも効果的です。

また,子供のIQを高めるには,勉強好きにすることが近道となります。子供を勉強するためには,「勉強が楽しい」と思える環境を用意してあげるのが効果的です。

もし親だけで勉強を楽しくする環境を整えるのが難しいと思ったら,塾を活用するのがおすすめです。
塾を活用することで,楽しく,勉強のコツをつかむことができます。

 

今回は,子供のIQを高めるために親ができることを紹介しました。

どれもちょっとした心がけでできることですので,是非,試してくださいね。

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