小学生には読書をさせよ!小学生の学力を伸ばす読書の方法!

小学生にとって読書がいいとはよく聞きますよね!

でも,

何事も正しい方法で,効率よくやらないと,
思ったような効果を得られません!

 

子供の成長に読書がいいとは聞くものの,
ただ闇雲に読書をさせるのは,逆効果となることも・・・。

 

例えば,
1日どれくらい読むのがいいの?
音読がいいの?
黙読がいいの?
電子書籍はどうなの?
そもそもどうしたら本を読むようになるの?
などなど・・・。

このように,正しい読書がどんなものなのかって考えると,
分からないことがたくさんあると思います!

 

そこで,今回は,
「小学生の学力アップにつながる効果的な読書の方法」を紹介します。

 

小学生の親がこれを知っているかどうかで,
子供の将来が大きく変わります!

 

是非,最後まで読んでみてくださいね。

小学生が読書するメリット

小学生が読書をするメリットを一言で言うと,
「頭が良くなり,成績も上がる」ということです。

 

脳科学者の第一人者である東北大学の川島隆太先生も,
「読書には,脳の広範囲な活性化だけでなく,脳のつくりや脳の発達成長度合いまでを変える力がある」と言っています。

 

また,

読書をすることで,
読解力が付く
言語能力が付く
集中力が付く
想像力が付く
人の気持ちが分かるようになる
ストレス解消になる

など,様々な効果があるといわれています。

 

これらの効果から,

読書をすることで,自ずと成績も良くなっていきます。

 

特に,これからの中学受験や高校受験などを考えると,読解力は必須です!

 

この読解力は,一朝一夕で身に付けるのは困難!

なので,少しでも早く読書習慣を身に付けるのが得策です!

一日にする効果的な読書量とは?

読書をすると,頭が良くなり,成績も上がることが分かりました。

 

でも,とにかく長く読書をすればいいのかというと,そうともいえません。

 

読書時間を長くするということは,
その分,勉強や睡眠などの他の時間を奪ってしまうことになるからです。

 

東北大学の川島隆太先生の調査結果では,
読書を全くしない子供の成績が最も低く,
そこから,1日の読書時間が1時間から2時間までは,
読書時間が長くなるほど成績が高くなっています。

 

一方,2時間以上読書する子供は,
1時間から2時間までの子供よりも成績が落ちているという結果となっています。

 

また,

1日の平均勉強時間が30分から2時間まで,
かつ,睡眠時間が6時間から8時間までの子供を対象に,
1日の平均読書時間と成績の関係を調査した結果,
1日の読書時間が長い子供ほど,成績が良いという結果となりました。

 

この結果から,

読書は多ければ多いほど成績アップを期待することができますが,
読書時間を確保するために,睡眠や勉強時間を削ってしまうと,成績の低下につながる
といえそうです。

 

つまり,

読書時間は,学習や睡眠とのバランスを考えることが大切ということです。

 

大人でも,つい夜更かしして読書をしてしまうと,
次の日がつらいということもありますよね。

それは,小学生も同じ。

特に,小学生が健全に成長するためには,
睡眠がとても大切なので,

 

まずは,「1日30分から1時間の読書を習慣にしてみる」のがいいかもしれませんね。

 

そして,できれば,脳に悪影響があるといわれている
テレビやゲームの時間を減らして,読書するのが効果的です。

 

ちなみに,川島先生の本の中には,
「小学生は勉強を2時間やるより,勉強1時間+読書1時間がベスト」と書いてあります。

小学生のうちはたくさん勉強させるよりも,
たくさん読書をして幅広い知識や視野を身につけたり,
豊かな感受性を養ったりした方が学力に結びつくこともあるからです。

読書は,ストレス解消の効果もありますので,
勉強の合間の気分転換に読書するというのもいいかもしれませんね!

効果的な読み方とは?

文章を読む方法には,大きく分けて,

声を出さずに読む「黙読」と

声を出して読む「音読」があります。

 

この2つの大きな違いは,

黙読の場合には,
無意識のうちに,読み飛ばしや流し読みをしてしまいがち。

これに対し、

音読の場合には,
書かれている文章をくまなく読むことができるということです。

 

そのため,

音読をすることで,大切なセンテンスを読み飛ばすこともなく,
黙読に比べて,読んでいる文章を理解しやすくなるという特徴があります。

 

そして,音読を続けることで,文章の読解力が高まりやすくなります。

 

また,音読と黙読を比べると,
音読の方が脳を活性化する効果を期待することができます。

そのため,

脳トレとしての効果を期待するなら,断然,音読がおすすめです。

 

ただ,音読は,長時間の読書には向いていません。
10分音読するのは,結構しんどいです。

また,音読は,家の中でしかできないという弱点もあります。

 

そこで,おすすめなのが,

「勉強前の短時間の音読」

 

勉強前に音読をすることで,脳が活性化し,勉強がはかどります。

これをやるときに大切なのは,早く読むことを意識すること!

 

勉強前の音読は,私自身も実践しています。
とても効果が高いので,大人にもおすすめです!

電子書籍で読書するのはNG?

電子書籍は,いつでもどこでも,
いろんなジャンルの本を読めて,とても便利です。

値段も紙の本より安いことが多いので,とても魅力的ですよね。

 

でも,

「電子書籍って子供に悪影響はないのかしら?」

と心配になる方も多いと思います。

 

まず,電子書籍であっても,読書をすれば,
成績が上がることを期待することができます。

 

川島隆太先生の本の中でも,活字のみを読む分には,
紙の本でも電子機器のディスプレイであっても脳の活動は変わらないとあります。

 

ただ,

電子書籍では,ページをめくったり,
本の厚みを感じたりすることができないので,
脳に入る情報は,紙の本に比べて,少なくなります。

 

その意味では,脳の活性化という観点から,
やはり,紙の本の方がよいでしょう。

 

それよりも問題なのは,電子書籍を使うために,
スマホやタブレットを買い与えることによる影響です。

川島隆太先生の本の中でも,
「スマホの使用時間が長いほど,読書習慣のない子供の割合が高い」
ということが明らかになっているとあります。

スマホは,子供にとって,様々な悪影響があることが分かっています。

特にスマホを使いすぎると,睡眠時間が減ってしまうという問題もあります。

 

ですので,子供には,紙の本を買い与えた方が安心です。

 

もし,スマホやタブレットを買い与えるなら,
事前に使用ルールを決めたり,
親の目の届くところで使うようにするなど,
読書以外のことに使いすぎることがないように注意しましょう。

漫画はNG?

漫画でも,読書で得られる効果が得られます!

私自身も,今でこそ多読の習慣がありますが,
読書好きになったきっかけは,漫画でした!

 

子供が漫画の本を読むのは,
決して悪いことではありません。

 

そのため,読書の習慣がない子供には,
漫画を通じて本に慣れるのも一つの方法だと思います。

 

でも,

「漫画ばかりだとちょっと・・・」と思う方も多いと思います。

 

そんな方には,歴史漫画など,学習につながる本がおすすめ!

最近は,様々なジャンルの漫画が出ていますので,そういう本を選んであげるのもいいですね!

小学生を読書好きにするには?

小学生にとって,読書がとても大事なのは分かりました。

 

でも,

どうしたら,小学生を読書好きにできるのでしょうか?

 

子供が読書好きになるには,
本がある環境を用意することが大切です。

 

家にたくさんの本があって,親が本好きなら,
自然と子供も本を読むようになります。

 

逆に,親が本を読まず,
テレビやスマホばかり見ていると,
子供もそうなってしまう可能性が高くなります。

 

子供の将来のことを考えるなら,
まずは,親が本好きになること!

 

家族で読書の時間を作ったり,
同じ本を読んで感想を言い合ったりするのもおすすめ!

 

本が当たり前にあるだけでなく,
本が楽しいものと思えるようになれば,
自然と読書の習慣もついていきます!

まとめ

小学生は,読書をすることで,
頭が良くなり,成績がアップします。

 

でも,いくら効果が高いといっても,
睡眠時間を削ってまで読書するのは,逆効果!

 

まずは,睡眠や勉強時間とのバランスを考えること!

 

できれば,脳に悪影響があるといわれている
テレビやゲームなどの時間を削って,読書の時間とするのがおすすめ!

 

また,脳の活性化を考えると,音読がおすすめ!

 

特に,勉強の前に音読をすることで,勉強の効率もアップします!

 

電子書籍はなるべく避け,紙の本の方がおすすめ!

 

読書のためにスマホやタブレットを買い与えるなら,
事前に使用ルールを決めるなど,使いすぎにならないように注意しましょう!

 

小学生を読書好きにするには,親が読書好きになること!

 

親の少しの工夫で,子供を読書好きにすることができます。

 

是非,試してくださいね。

 

~効率よく学力アップするには?~

読書をする子供は,成績が上がることが分かったと思います。

でも,小学生の成績を上げるのは,読書だけではありません。

しっかりと勉強して,しっかりと睡眠をとることもとても大切です。

特に,勉強は,正しい方法で効率よく行うのがとても重要です。

勉強を効率よく行うことで,睡眠時間を確保することにもつながります。

では,効率よく勉強するには,どうしたらいいでしょうか。

その答えは,塾を利用することです。

塾を利用して,正しい学習方法で勉強することを習慣化すれば,
自ずと成績も能力もやる気も向上します。

ですから,なるべく早い時期から,塾を利用することがオススメです。

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