
子供が小学生にもなると,
やっぱり子供の学力が気になるようになりますよね。
できれば,小学生のうちに学力をしっかりと上げておきたい!
どうやったら,子供の学力は上がるのかしら?
その答えは,親のちょっとした頑張り次第です!
そして,早めに親が頑張れば,その後がどんどん楽になります。
そこで,今回は,小学生の学力を上げるために親が今すぐ始めたい6つのことを紹介します。
目次
小学生の学力が上がらないのはなぜ?
小学生の学力が上がらない理由は,勉強していないから!
当たり前と思いますよね!
でも,なんで勉強しないの?というと,
その一つには,勉強が嫌いだから!
では,勉強が嫌いなのはなぜ?
これには,いろいろな理由が考えられますが,
子供が勉強嫌いになるきっかけは,
「勉強のやり方が分からない」
「授業についていけない」ということにあります。
これが積み重なると「勉強は楽しくない!」
という気持ちになってしまいます。
こんな気持ちだと,勉強が進まないので,成績も上がりません。
これに追い打ちをかけるように,
親から「勉強しなさい!」「この点数は何?」
などと言われてしまうと,さらに勉強が嫌になります。
こうなってしまうと,
勉強から逃げ回るようになり・・・,
さらに勉強がついていけなくなっていき・・・,
さらに勉強嫌いになる・・・
という負のスパイラルに陥ってしまいます。
逆に,勉強好きになって,どんどん勉強すれば,学力も上がっていくことになります。
小学生の学力を上げるための6つのこと
小学生の学力を上げるためには,
やはり勉強をする必要があります。
そこで,小学生が勉強をするのに効果的で,
すぐに始められる6つのことを紹介します。
(1) 将来の目標を持たせよう!
何をするにも,
本人のやる気がないことにはどうしようもありません。
学力を上げるためには,勉強が欠かせませんので,
子供自身が勉強をする必要性を自覚することがとっても大切です。
小学生になると,友達との会話の中で,
将来の夢を考える機会も出てきます。
そして,将来の目標を持つことができれば,
それに向かって頑張ろうとする意欲が湧いてきます。
子供自身が将来の目標を話したときは,チャンスです!
その目標と関連づけて勉強の必要性を説明することで,
勉強を始めるきっかけを作ってあげることができます。
また,親との会話も大切ですが,
関連本を買い与えたり,他の大人の話を聞く機会を作るのも効果的です。
もちろん,これらのことは,
将来の目標が決まっていない子供にも効果的です。
特に,他の大人の話を聞くことは,
視野が広がったり,将来の目標が見つかるきっかけになるかもしれません。
子供の興味のあるジャンルの講演会に
一緒に行ってみるのもよいと思います。
共通の話題を持つことで,子供の応援をする際の声掛けに具体性を持たせることができます。
まずは,子供自身が将来の目標を持つきっかけ作りを心掛けるといいと思います。
(2) 勉強のやり方を身に付けさせよう!
小学生の学力が上がらない一番の原因は,
勉強をしないことです。
そして,勉強しない理由は,
「勉強のやり方が分からない」
「勉強についていけない」など,
勉強が楽しくないからです。
逆に,
「勉強のやり方が分かった」
「成績が上がった」となれば,
勉強が楽しくなります。
つまり,勉強ができれば楽しいから勉強をどんどんやる子になる。
勉強をすれば,学力がどんどん上がるということになります。
そして,勉強ができるかどうかは,勉強の質と量で決まります。
いくら時間をかけて勉強しても,
効率の悪い勉強をしていたのでは成績は上がりません。
「勉強しているのに,ちっとも成績が上がらない」となってしまい,勉強嫌いになってしまいます。
ですので,正しい勉強のやり方を身に付けることが,とっても大切です。
では,子供に勉強のやり方を身に付けさせるにはどうすればよいか・・・。
その答えは,早めに塾に通い始めることです。
もちろん,家庭で勉強を教えることもできますが,
一度,勉強に苦手意識を持ってしまうと,
その後が大変ですので,最初はプロの関与を求めた方が間違いないです。
塾での授業と宿題をこなすことで,
正しい勉強方法と勉強時間を確保することができ,
勉強の習慣も身に付けることができます。
ここでのポイントは,通信教育ではなく,塾であるということです。
勉強の習慣がない子供が通信教育をやっても,
続かないことが目に見えているからです。
また,最初は,集団指導塾よりも個別指導塾がおすすめです。
集団指導塾は,一人ひとりの進捗に合わせてはくれません。
そのため,授業についていけなくなったとき,
勉強に苦手意識を持ってしまうことになります。
ですから,
まずは,個別指導塾で,
一人ひとりの進捗状況に合った正しい勉強方法と勉強時間を確保し,
勉強の苦手意識を持たずに勉強の習慣化を目指すのがとても効果的です。
(3) 勉強に集中しやすい環境を整えよう!
せっかく子供が勉強するようになっても,
勉強以外の誘惑が多いと,そっちに時間がとられてしまい,長続きしません。
勉強する時間帯は,
勉強に必要なもの以外は全て片付けましょう。
机の上はもちろん,勉強スペースを見渡して,
ゲーム,まんが,おもちゃなどは目の届かないところにしまい,テレビも消しましょう。
子供のやる気を引き出すには,結果が伴うことが大切です。
結果を出すには,集中して取り組むことが必要です。
だらだら勉強してしまうと,
長い時間やっている割には結果が伴わない・・・
勉強に向いてないかも・・・
となってしまいますので,
やるときはしっかりと集中できる環境を用意しましょう。
また,スマホやタブレットも勉強の邪魔になりますので,
小学生のうちは,なるべく持たせないことをおすすめします。
勉強が飽きてきたなと思ったら,
ちょっと場所を変えてみるのもおすすめです。
特におすすめなのが,リビングでの学習です。
親が近くにいることで適度な緊張感と
安心感の中で勉強をすることができますし,
分からないときに,すぐに親に質問することができます。
たまに優しい声を掛けてあげるのもよいでしょう。
また,飽きてきたなと思ったら,
勉強の教科や方法を変えてみるのもおすすめです。
(4) 確実にできることから小さく始めよう!
小学生が勉強をやりたがらないのは,
勉強が難しくて,楽しくないと思っているからです。
子供だけでなく,大人でも,難しかったり,
面倒なことは,なかなか始められないものです。
これがゲームや遊びだと,
簡単に楽しめるので,すぐに始められます。
そして,やり始めると,どんどん上達し,
難易度が高くなっても,チャレンジして,
攻略することができるようになります。
ですから,勉強も,ゲームと同じ手順で,
進めてあげればよいのです!
まずは,簡単な問題から始めましょう。
そうすることで,
「できる」と実感して少しずつ自信を付けながら,
数をこなしていくことで,勉強のやり方もうまくなっていきます。
これを繰り返すうちに,問題が多少レベルアップしても,
楽しくチャレンジすることができるようになります。
そして,難しい問題も解けるようになります!
これを成功させる鍵は,
とにかく子供が確実にできるところまでハードルを下げて勉強を始めることです。
親としては,どうしても,
もっと難しい問題を解けるようになってほしい!
という思いがありますので,難しい問題にチャレンジさせようとする傾向があります。
でも,子供の気持ちがチャレンジできるところに
来ていない時期にこれをやってしまうと,「できない」が積み重なり,勉強嫌いにしてしまいます。
また,子供のやる気は,
①効果的な勉強をする
②実際に成績が上がる
というサイクルを繰り返すことで上がっていきます。
そして,やる気が上がると,勉強の習慣が付きます。
ここまでくると,親が何も言わなくても,自分で勉強するようになります。
このサイクルの最初のステップが,勉強を始めることです。
つまり,スタートさえ成功すれば,
自ら進んで勉強するようになり,成績もどんどん上がっていきます。
このように最初がとても大切なので,
焦らずに,スモールステップで簡単な問題から始めるようにしましょう。
なお,
スタートを確実に成功させるためにおすすめなのが,
個別指導塾を活用することです。
個別指導塾では,
一人ひとりの状況に合わせてカリキュラムを組み立ててくれますし,
質問もたくさんできるため,勉強につまずく心配もなく,楽しく勉強に取り組むことができます。
塾を活用することで,
スタートダッシュに成功しやすくなりますので,検討してみることをおすすめします。
(5) たくさん褒めよう!
子供にとって,親に褒められるほど,うれしいことはありません。
また,親に褒められることで,うれしいと同時に,
「頑張ったことは報われる」「やればできる」と思い込むことができます。
この「思い込み」は,とても高い効果があります。
得意だと思っていることには,
楽しく前向きに取り組むことができるからです。
そのため,たとえ成績が良くなかったとしても,
本人が「得意だ!」「勉強ができる!」と思っていれば,
その後の成績は伸びていく可能性が高いと言えます。
ですから,親としては,子供の能力を信じて,
子供が良い思い込みができるような声掛けを心掛けることがとても大切です。
逆に,勉強嫌いの子供は,
「先生や親に叱られるから嫌々勉強している」
と思っていることがとても多いです。
日頃から,褒めることよりも,
怒ったり,勉強を強制するような声掛けの方が多いようでしたら,要注意!
子供の勉強嫌いを加速させているおそれがあります。
子供への声掛けには十分注意し,
たくさん褒めるようにしましょう。
(6) 知ることの楽しさに気づかせよう!
「勉強しなければならないから勉強する」
という考えでは,子供がワクワクしないですよね。
逆に,分からないことを不思議に思い,
調べて答えを発見し,驚き,楽しんだという経験を積むことで,
知的好奇心と地頭を育てることができます。
「新しいことが分かった!」という体験は,
好奇心旺盛な小学生にとって,さらなる好奇心にもつながりますし,
自分でどんどん調べていく力を付けることとなります。
子供に調べる習慣を付けるには,
親が子供と一緒に調べものをしたり,
日頃から「なぜだろう?」という疑問を子供と共有し,
一緒に解決する楽しさを味わうのが効果的です。
そのための第一歩は,リビングに,
図鑑や地図,辞書などを置いておき,
疑問が生じたときにいつでも調べられるようにしておくことです。
そして,テレビや家族との会話の中で,
疑問が生じたときは,一緒に調べて疑問を解消しましょう!
これの積み重ねによって,
いつの間にか調べる習慣が身に付き,
知ることの楽しさを実感することができるようになります。
まとめ
小学生の学力を上げるためには,
勉強をする必要があります。
そして,
小学生が勉強をするようにするためには,次の6つのことが効果的です。
(1) 将来の目標を持たせよう!
(2) 勉強のやり方を身に付けさせよう!
(3) 勉強に集中しやすい環境を整えよう!
(4) 確実にできることから小さく始めよう!
(5) たくさん褒めよう!
(6) 知ることの楽しさに気づかせよう!
これらのことは,
親のちょっとした頑張りでできますが,
勉強に関しては,やはり塾を活用するのが効果的です。
特に,個別指導塾を活用するのがおすすめです。
個別指導塾を活用することで,
正しい勉強方法と勉強時間を確保することができます。
分からないことも,すぐに解消することができます。
早くから塾を活用すれば,
勉強に苦手意識を持たずに勉強好きになる可能性が高くなります。
小学生の学力は,親のちょっとした頑張りで,どんどん上がります。
是非,試してくださいね。