
「私の勉強嫌いは,子供に遺伝するのかしら?」
「子供の学力が伸びないのは,遺伝子のせい?」
「子供の学力が遺伝子で決まるなら,勉強しても無駄なの?」
親としては,とても気になる話題ですよね!
結論から言うと,
子供の学力は遺伝だけできまるものではありません!
だから,
親の学歴や勉強嫌いに関係なく,
子供の学力を伸ばすことができます!
今回は,
知って得する学力と遺伝との関係,
正しい学力の伸ばし方を紹介します。
これを実践すれば,
子供の学力アップ間違いなし!
是非,最後まで読んでみてくださいね。
目次
子供の学力は遺伝で決まるの?
子供の学力は遺伝するの?
これを考える前に,
「頭がいい」ってどういうことかを考えてみましょう。
「頭がいい」とは,
「前頭前野」という部分がよく働いているということです。
「前頭前野」は,
「脳の司令塔」とも言われ,
思考することも,
コミュニケーションも,
意思決定をすることも,
感情や行動も,
さらには創造性も,
これら全部が「前頭前野」の働きです!
そのため,
前頭前野の働きがいいと,
深く考えることができて,
決断もでき,実行することもできるのです。
子供の学力も,
この前頭前野がよく働いているかどうかで決まってきます。
それでは,前頭前野が受ける遺伝子の影響は?
というと,50%程度と言われています。
いかがですか?
「50%も遺伝するの!」
「たった50%なら,努力次第で何とかなるかも!」
と,感じ方は様々かもしれません。
では,専門家の意見はというと・・・
京都大学名誉教授の久保田競先生は,
「頭のよさを決める前頭前野の働きは,学習をどれだけするか,そして何を食べるかで決まる」と言っています。
脳科学者の茂木健一郎先生は,
「努力次第でじゅうぶん親のIQや才能をえることができる」と言っています。
行動遺伝学の安藤寿康先生は,
「同じ遺伝的素養があっても,環境によって,現実のものとして発現する場合としない場合がある」と言っています。
これらを要約すると,
子供の学力は,遺伝だけで決まるのではなく,
しっかりと勉強することが大切ということです。
そうすると,
親がやるべきことは,もうおわかりですね!
子供の学力を伸ばすために親がやるべきことは,
子供がしっかりと勉強ができる環境を整えてあげることです!
子供の学力を伸ばす環境を整えよう!
子供の学力を伸ばすために親がやるべきことは,
子供がしっかりと勉強ができる環境を整えてあげることです。
では,子供は,どうしたら,
勉強をするようになると思いますか?
逆に言うと,
子供は,なぜ,勉強をしないのでしょうか?
この答えは,簡単ですね!
子供が勉強をしないのは,
「楽しくないから」
「嫌いだから」
それなら,
子供に勉強させるためには,
勉強が「楽しい!」「好き!」
と思えるような工夫をしてあげればよいということです!
では,子供が「勉強好き」となるために
親ができるちょっとした工夫を紹介しますね。
① 将来の目標を持たせよう!
子供が勉強好きになるきっかけとして,
子供自身が「勉強がこんなふうに役立つんだ!」と思うことがあげられます。
これには,将来の目標を持たせることがとっても効果的です。
自分の将来に役立つと思えば,やる気が湧きますよね!
そこでおすすめなのが,
日頃から,将来のことについて,親子で話をすること!
是非,親子で将来のことを話してみてくださいね!
② 勉強の正しいやり方を身に付けさせよう!
勉強嫌いになる一番の理由は,
「勉強のやり方が分からない」
「勉強についていけない」ということです。
逆に,
「勉強のやり方が分かった」
「成績が上がった」となれば,
勉強を好きになっていきます。
つまり,
勉強が好きか嫌いかは,
勉強ができるかできないかにかかっているということです。
そして,
勉強ができるかどうかは,
勉強の質と量のかけ算で決まります。
誰だって,正しい努力をすれば,必ず結果につながります。
そうすれば,自ずと勉強好きになっていきます。
逆に,いくら時間をかけて勉強しても,
効率の悪い勉強をしていたのでは成績は上がりません。
そうなると,
「勉強したのに成績が伸びなかった・・・」
となってしまい,
勉強が嫌いになってしまう可能性が高くなります。
だから,
正しい勉強のやり方を身に付けることが,
勉強嫌いを克服するためにとっても大切なのです。
では,
子供に勉強のやり方を
身に付けさせるにはどうすればよいか・・・。
その答えは,
「できるだけ早く塾に通い始める」ことです。
もちろん,
家庭で勉強を教えることもできますが,
子供を勉強嫌いにしないためには,
最初が肝心ですので,最初はプロの関与を求めるのがおすすめ!
塾での授業と宿題をこなすことで,
正しい勉強方法と勉強時間を確保することができ,
勉強の習慣も身に付けることができます。
ここでのポイントは,
通信教育ではなく,塾であるということ!
勉強の習慣がない子供が,通信教育をやっても,
続かないことが目に見えているからです。
また,最初は,集団指導塾よりも個別指導塾が断然おすすめ!
集団指導塾は,
一人ひとりの進捗に合わせてはくれませんので,
授業についていけなくなったとき,
勉強に苦手意識を持ってしまうことになります。
そのため,
まずは,個別指導塾で,
一人ひとりの進捗状況に合った
正しい勉強方法と勉強時間を確保し,
勉強の苦手意識を持たずに勉強の習慣化を目指すのがとても効果的です。
私自身の経験からも,
塾に通って勉強のやり方が分かって
成績も上がるようになってから,勉強するのが楽しくなりました!
塾の活用は,早ければ早いほど効果が高くなります。
まずは,無料体験に行ってみるといいかもしれませんね!
③ たくさん褒めよう!
子供にとって,
親に褒められるほど,
うれしいことはありません。
また,親に褒められることで,
うれしいと同時に,
「頑張ったことは報われる」
「やればできる」と思い込むことができます。
この「思い込み」は,
勉強嫌いを克服するために,
とても高い効果があります。
得意だと思っていることには,
楽しく前向きに取り組むことができるからです。
そのため,
たとえ成績が良くなかったとしても,
本人が「得意だ!」「勉強ができる!」
と思っていれば,その後の成績は伸びていく可能性が高いと言えます。
ですから,
親としては,子供の能力を信じて,
子供が良い思い込みができるような
声掛けを心掛けることがとても大切です。
逆に,勉強嫌いの子供は,
「先生や親に叱られるから嫌々勉強している」
と思っていることがとても多いです。
日頃から,褒めることよりも,
怒ったり,勉強を強制するような声掛けの方が多いようでしたら,要注意!
子供の勉強嫌いを加速させているおそれがあります。
子供への声掛けには十分注意し,たくさん褒めるようにしましょう。
④ 知ることの楽しさに気づかせよう!
「勉強しなければならないから勉強する」
という考えでは,子供がワクワクしないですよね。
逆に,
分からないことを不思議に思い,
調べて答えを発見し,驚き,
楽しんだという経験を積むことで,
知的好奇心と地頭を育てることができます。
「新しいことが分かった!」
という体験は,好奇心旺盛な子供にとって,
さらなる好奇心にもつながりますし,
自分でどんどん調べていく力を付けることとなります。
子供に調べる習慣を付けるには,
親が子供と一緒に調べものをしたり,
日頃から,
「なぜだろう?」という疑問を子供と共有し,
一緒に解決する楽しさを味わうのが効果的です。
この方法は,子供に,
「勉強している」という意識を持たせることなく
勉強させることができるとっておきの方法です。
そのための第一歩は,
リビングに,図鑑や地図,辞書などを置いておき,
疑問が生じたときにいつでも調べられるようにしておくことです。
そして,テレビや家族との会話の中で,
疑問が生じたときは,一緒に調べて疑問を解消しましょう!
これの積み重ねによって,
いつの間にか調べる習慣が身に付き,
知ることの楽しさを実感することができるようになります。
まとめ
子供の学力は,遺伝で決まるのか?
その答えは,
「遺伝の影響は50%程度。でも,遺伝だけでなく,努力が大切」ということです。
では,
子供の学力を伸ばすために,親ができることは,
子供がしっかりと勉強することができる環境を作ってあげることです。
具体的には,子供を勉強好きにしてあげることです。
子供が勉強好きになるには,
子供自身が
「勉強がこんなふうに役に立つんだ!」
「勉強のやり方が分かった!」と思う必要があります。
そのためには,
将来の目標を持たせたり,
勉強の正しいやり方で毎日勉強することがとても大切です。
正しい勉強と勉強時間を確保するためには,
塾に通うのが効果的です。
特に,
個別指導塾で,
子供の個性や進捗に応じた指導を受けることで,
楽しく勉強しながら,成績が上がってくるので,
勉強がどんどん好きになっていきます。
何事も最初が肝心ですので,
なるべく早く塾を活用するのがおすすめ!
また,
子供が気持ちよく勉強することができるよう,
たくさん褒めることを忘れないようにしましょう。
リビングで一緒に調べものをするなど,
親子で,遊び感覚を採り入れながら,
知ることの楽しさに気づかせるのも効果的です。
親が勉強嫌いだったからといって,
悲観することはありません!
子供の学力を伸ばすため,
是非,試してみてくださいね!