子供は朝食で将来が決まる!知らないと損する朝食のすごさ

頭の良い子に育ってほしい!

親なら誰もが思うことですよね。

 

でも,思わぬ落とし穴がいっぱい!

 

間違った知識を持っていると,
子供の脳をダメにしてしまうことも・・・。

 

朝食もその一つ!

子供の脳は毎日の食事で作られます!

 

だから,これを間違ってしまうと,
とんでもない結果として跳ね返ってくることになります。

 

そうならないように,
今回は,子供にとっての朝食の大切さを紹介します。

 

子供の大切な未来を守るため,
是非,読んでみてくださいね!

恐怖!朝ごはんを抜くと脳にダメージを与える!

脳の唯一のエネルギーは,
お米やパンなどの主食に含まれる炭水化物です。

炭水化物を摂ることで,体内でブドウ糖が作られ,
これが,脳を働かせるガソリンの役割を果たします。

 

実は,脳は,寝ている間にもブドウ糖を消費しています。

つまり,朝起きたときは,
ブドウ糖がガス欠状態になっているのです!

そのため,
朝ごはんでブドウ糖が補給されないと,
脳は低血糖になって,
集中力がなくなり,
イライラしやすくなります。

また,朝ごはんを食べないと,
一日中,代謝が低い状態が続くことが分かっています。

頭も体も十分に機能しない状態になっているということです!

 

逆に,

朝ごはんをしっかり食べると,
睡眠中に下がった体温が上がり,
体が眠りから目覚め,
血糖値が上がって,
脳のエネルギーを確保することができるので,
心も体も健康な1日を過ごすことができます。

 

まずは,子供の脳を健全に育てるには,
毎朝の朝食がとても大切だということを覚えておいてくださいね。

子供の朝食に取り入れたい!賢い脳を作る5つのルール

(1) 主食をGI値の低いものにする!

GI値とは,食事を摂った後の
血糖値の上がり方を示す指数です。

ブドウ糖を摂取した時の血糖値の上がり方を100として,
それを基準にほかの食品のGI値が決まります。

 

GI値が低いということは,
血糖値の上昇がそれだけ遅いことを表しています。

 

GI値が高いと,

分解されたブドウ糖が一気に血液へと送られるため,
血糖値を急上昇させてしまいます。

そうすると,

今度は,血糖値を下げる働きを持つ
インスリンが大量に分泌され,血糖値は一気に下降します。

つまり,すぐにエネルギー切れの状態になってしまうのです。

その結果,午前中のうちに,
集中力が切れ,眠くなったり,
だるくなったり,思考力も低下してしまいます。

 

なので,脳をしっかりと動かすには,
できるだけ,血糖値上昇が穏やかで,
エネルギーが脳に少しずつ安定供給される
低GI食品を選ぶことが大切ということです。

 

例えば,

白米よりも,玄米や胚芽米などの
精製度の低いものの方が低GIです。

パンなら,白いパンよりも
全粒粉やライ麦パンの方が低GIです。

 

もし,玄米などはちょっと・・・という場合には,
野菜やきのこ,海藻類,乳製品,卵,大豆食品など,
低GIの食材を使ったおかずを一緒に摂るようにするとよいでしょう。

(2) DHAを積極的に摂取する!

脳は,約70%が脂肪から構成され,
多くの脂質を必要としています。

DHAは,必須脂肪酸の一種で,
脳の発達に欠かせない良質な脂質です!

脳は,DHAが多いほど,
神経細胞に柔軟性が生まれて,
情報伝達がスムーズになり,
記憶力や学習能力が上がることが分かっています。

 

つまり,

DHAは,脳を柔らかくし,
情報のやりとりをしやすくしてくれるのです。

 

また,子供の記憶力アップと
情緒の安定にも効果があるとの研究結果もあります。

 

このDHAが多く含まれている食品が「魚」です。

特に,さんま,さば,いわし,鮭,まぐろ
などの脂には,DHAが多く含まれています。

 

これらの魚を積極的に使って,
頭の柔らかい子を育てましょう!

 

なお,DHAには,酸化しやいという弱点があります。

これを防止するため,酸化を防ぐ作用がある
ビタミンEと一緒に摂るのがおすすめです!

魚のおかずには,
ビタミンEを多く含む緑黄色野菜や
ナッツ類を組み合わせるとよいでしょう。

(3) コリン摂取で脳をシャープに!

神経伝達物質のひとつ「アセチルコリン」は,
脳をシャープにし,記憶力や集中力を高める働きを持っています。

 

そして,このアセチルコリンを作るには,
アセチルコリンの基となるビタミンの一種である「コリン」を含む食材や,
コリンの材料となる「レシチン」を摂ることが必要です。

 

このコリンやレシチンを多く含むのが,「卵」と「大豆」です。

 

頭を良くするために重要なのは,
脳の司令塔と言われる「前頭前野」の機能である「ワーキングメモリー」です。

 

ワーキングメモリーは,
作業や思考の最中に記憶を一時保存し,
その記憶を選択して処理する能力です。

この機能を鍛えるには,
アセチルコリンの基となるコリンを摂取することが重要なのです。

 

100g当たりのコリン含有量は,
全卵294mg,きなこ191mg,大豆116gmと,
卵がダントツで,次に大豆製品となります。

牛乳,肉や魚,ピーナッツなどにも,多く含まれています。

これらの食品を上手に使って,
子供の脳をシャープにしてあげましょう!

(4) ミネラル摂取で脳を適正化!

ミネラルの一種であるカルシウムには,
神経伝達物質をスムーズに働かせる作用があります。

 

また,カルシウムには,
神経や筋肉の細胞をリラックスさせる効果があります。

 

カルシウムが多く含まれる
牛乳やチーズ,ヨーグルトなどの乳製品は,
冷蔵庫から食卓に出すだけの便利食材!

是非,常備しておきたい食材ですね!

 

そのほか,カルシウム豊富な小魚,海藻,大豆食品なども,
保存のきくものが多いので,上手に朝食に取り入りたいところです。

 

カルシウム以外のミネラル類も,脳の働きにとって重要です。

 

ほうれん草などの緑の葉の野菜,大豆,ナッツ,種子,ごまなどに
多く含まれるマグネシウムには,カルシウムと同様に,神経の興奮を抑える働きがあります。

 

また,脳のエネルギー源であるブドウ糖は,
血液を通して運ばれるため,その通り道である血液を良い状態に保つことも大切。

大豆,レバー,ドライフルーツなど,鉄を多く含む食材を摂って,貧血予防をしましょう!

(5) ビタミン摂取で脳の活動をサポート!

糖質,たんぱく質,DHA,レシチンなど,
賢い脳を作るには,様々な栄養が必要ですが,
これらが力を十分に発揮するには,ビタミン類が欠かせません。

例えば,豚肉やごまなどに含まれるビタミンB1は,
糖質からエネルギーを生産する酵素を手助けする働きがあります。

そのため,これが不足すると,
脳に充分なエネルギーを供給することができなくなり,
イライラや集中力の低下が起こります。

 

また,脳の酸化を防止するのに必要なのが,
強い抗酸化力を持つビタミンCやビタミンEです!

ビタミンCは野菜や果物に,
ビタミンEはかぼちゃやアボカド,ナッツ類に多く含まれます。

 

記憶力をアップする効果があるレシチンにも,
酸化しやすいという弱点がありますので,
例えば,レシチンを多く含む大豆や卵と,
野菜や果物を一緒に摂るのがおすすめです。

忙しい朝でも安心!頭がよくなる簡単メニュー

子供の朝食が大切なのは分かるけど,朝は忙しくて・・・。

そんなあなたのために,時間をかけずに,
頭がよくなるメニューの一例を紹介します。

これなら,忙しい朝でも安心ですね!

主食・・・低GIの玄米!
卵かけご飯にして,
コリンを摂取するのもいいですね!
納豆かけご飯にして,
コリンとミネラルをまとめて摂取するのもおすすめ!

おかず①・・・魚の缶詰で手軽にDHA摂取!
魚の缶詰は,種類が豊富なので,
いろんな種類を試してみるのも楽しいですよね!

おかず②・・・野菜サラダでビタミン・ミネラルを摂取!
ごまドレッシングにして,
ビタミンB1も一緒に摂取するのもおすすめ!

おかず③・・・ナッツ類で脳の酸化防止!
市販のミックスナッツなどをちょっと添えるだけ!
魚とナッツ類を一緒に摂取することで,
DHAの酸化も防いでくれます!

まとめ

朝食を摂らないと,脳がガス欠状態になり,
集中力が低下したり,イライラしやすくなります。

代謝も悪くなります。

頭も体も十分に機能しない状態になるということです!

賢い脳を作るためには,
朝食を摂ることがとても大切だということです。

 

また,賢い脳を作るのに,
次の5つを意識してみるのがおすすめです。

(1) 主食をGI値の低いものにする!

(2) DHAを積極的に摂取する!

(3) コリン摂取で脳をシャープに!

(4) ミネラル摂取で脳を適正化!

(5) ビタミン摂取で脳の活動をサポート!

 

朝食をちょっと工夫するだけで,
子供の脳の働きを良くしてくれます。

子供の将来のために,
できることから少しずつ試してみることをおすすめします。

子供の頭の良さを決めるものは?
頭の良さを決める前頭前野の働きは,
「何を食べるのか」と「どれだけ学習したのか」で決まります。
つまり,食べ物だけを改善しても,
頭を使わなければ,効果が薄いということです!

なので, 食事をしっかり摂るとともに,
毎日,勉強することが大切です。

 

勉強習慣が身に付いていない子供はどうすればいいでしょうか?

答えは,塾を活用して,
勉強習慣を身に付けさせることです!

 

勉強習慣を身に付けるには,
子供自身が「勉強ができる」と感じる必要があります。
そのためには,正しい勉強法が分かること,
つまずいたときにすぐに解決することができること,
この2つが大切です。
塾に通うと,この2つを満たしてくれます。

特に,個別指導塾がおすすめです。

 

個別指導塾では,
一人ひとりの進捗に合った指導をしてくれます。
また,質問はし放題ですので,
納得いくまで,何度でも質問ができますので,
分からないところをすぐに解決することができます。
子供の学力は,
正しい勉強法で毎日やることで,
雪だるま式に上がっていきます。
そのため,正しい勉強法を
早期に身に付けることがとても大切です。

正しい勉強法と勉強習慣を身に付けるため,
塾を活用することをおすすめします。
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