
子供に勉強をさせたくても,
すぐに飽きてしまう!
もう少しだけでも,
集中して勉強してくれないかしら・・・。
でも,
無理に勉強をさせてしまうと,
勉強嫌いになるのが心配。
そんな悩みを抱えている親は,
多いのではないでしょうか。
子供にとって,
長時間の勉強は大きな負担となって,
結局,何もしなかったということになってしまいます。
でも,
例えば5分だけでしたら,
気楽に取り組むことができますし,
集中して取り組むことができます。
集中して取り組んだ分,
物覚えも良くなります。
そして,
隙間時間を活用した短時間学習を積み重ねることで,
長い時間,だらだらと勉強するよりも,
確実に学力アップを期待することができます。
なるべく早い時期から,
隙間時間での勉強を習慣化すれば,
成績アップ間違いなしです。
そこで,今回は,
小学校低学年から始められる
隙間時間を活用した勉強法を紹介します。
目次
隙間時間を活用した10の勉強法
① 漢字ドリルで基礎固め!
全教科の基本である国語力を高めるためには,
漢字の勉強が不可欠です。
まずは,漢字ドリルを時間を決めて取り組んでみましょう。
時間を計りながら,
短時間でどれだけ解けるのかを,
ゲーム感覚で取り組むことで,
子供の集中力が高まります。
時間が足りなくてできなかったところは,
次の日にやるというふうに,
少しずつでも,毎日,漢字の勉強をしましょう!
② 「子供新聞」で楽しく語彙力アップ!
子供新聞には,
子供が好きそうなマンガや短い小説,
受験対策についての記事,
昆虫のことなど,
子供の興味を引く,
あらゆるジャンルの記事がバランスよく入っています。
そのため,とても楽しく読むことができます。
新聞を読むことで,
文章を読む力がつき,
漢字や語彙なども自ずと広がります。
伸びるのは,国語だけではありません!
多方面の記事が掲載されているため,
子供の知識や関心事もどんどん増えていきます。
最初は,マンガのところしか読まなくても大丈夫!
親子で一緒に読んでいくうちに,
興味のあるところを一人でどんどん読めるようになります。
親が読む新聞の中で,
子供が興味を持ちそうな記事を
声に出して読んで聞かせるのも効果的です。
各新聞社から子供用の新聞が出ていますので,
定期購読するのもオススメです。
③ 国語の復習は短時間の音読で!
声を出して読む「音読」は,
考える力,記憶力,コミュニケーション能力,
判断力がアップするなど,
脳科学的にも効果が高いと言われています。
その効果を最大限に引き出すポイントは,
短期間に集中して行うこと!
その日に国語で習ったことを,
その日のうちに音読させると,
復習もバッチリできてオススメです。
④ 折り紙で算数脳を鍛える!
折り紙には,
忍耐力,集中力,思考力,想像力,
空間認知能力が鍛えられる等,
様々な効用があると言われています。
例えば,折り紙の本では,
複雑な図形が描かれていますので,
これに慣れていくと,
頭の中で図形を描くことができるようになります。
これができるようになると,
難しい図形問題も苦にはなりません。
そして,
折り紙の良いところは,
持ち運びがしやすいので,
場所を選ばず,どこでもできることです。
しかも,とってもリーズナブル!
親子で折り紙をすることで,
楽しみながら子供の算数脳を鍛えることができます!
是非,親子で楽しんで折り紙をしてみてください。
⑤ 算数パズルで算数脳を作る!
親子で「魔方陣」や
「ナンバープレイス」などの
算数ゲームをやってみましょう。
算数に求められる数字を使う力や,
図形をとらえる力を,
楽しみながら育むことができます。
また,
ゲーム感覚で試行錯誤しながら,
答えを見付けることで,
考える力だけでなく,
「やればできる」という自信が付きます。
そして,難しい問題にも立ち向かう力を養うことができます。
親子で楽しく,算数ゲームにチャレンジしてみましょう!
⑥ 学習マンガで楽しく勉強!
教科書ではなく,
マンガを読みながら,
楽しく勉強することができます。
例えば,
伝記マンガを読むことで,
社会や歴史に興味を持つことができます。
また,
ストーリーから,
感情移入がしやすく,
記憶も定着しやすくなります。
楽しみながら,
語彙を増やすこともできます。
学習マンガは,
様々なジャンルのものがあります。
子供の興味が高まってくると,
一人で読む習慣も付きやすくなります。
まずは,学習マンガでの読み聞かせや,
子供と一緒に読むことから始めてみてはいかがでしょうか。
⑦ 「親子で調べる」を習慣に!
テレビのニュース番組も
語彙力や社会の力を付けるのに役立ちます。
すぐ手の届くところに,
地図や辞書,図鑑などを置いておき,
ニュースで出てきた国の名前や位置,
分からない言葉などを親子で調べてみるのがオススメです。
調べて,分かった!という体験が,
子供を勉強好きへと変えていきます。
是非,試してくださいね。
⑧ トイレは暗記学習に最適!
トイレの時間は,
暗記学習に最適です。
やり方は,とっても簡単。
扉の内側などに,
都道府県名や四字熟語など,
暗記させたい内容を紙に書いて貼っておくだけ。
書くのが大変でしたら,
市販のものを貼ってもOKです。
あとは,トイレに入るたびに,目にしますので,自然と頭の中に入っていきます。
⑨ オーディオブックで楽々耳勉!
遊び感覚で楽しく聞ける
学習オーディオブックもオススメです。
例えば,
九九やことわざの歌を毎日かけておくと,
子供はすぐに覚えてしまいます。
車の中や食事中,
親子で遊んでいるなどに聴くのもオススメです。
集中して聴く必要もないので,
気軽に取り組んでみましょう!
⑩ 読み聞かせは教科書で!
低学年のうちは,
寝る前に読み聞かせをしてもらうととても喜びます。
読み聞かせに使う本でオススメなのが,
学校の教科書。
最近の教科書は,
写真やイラスト,マンガが入っているなど,
絵本感覚で楽しく学ぶことができるような工夫がされています。
教科書好きになると,勉強好きになります!
復習にもなるので,とてもオススメです。
まとめ
今回は,低学年から始めることができる,
隙間時間を活用した勉強法を紹介しました。
漢字ドリル,子供新聞,音読を,
短時間に行うことで,
国語に必要な力を身に付けることができます。
折り紙や算数パズルで遊ぶことで,
算数脳を鍛えることができます。
学習マンガやリビングでの調べ物で,
社会や歴史などにも興味を持つことができます。
そのほか,
トイレでの暗記や遊びながら耳勉,
教科書の読み聞かせなど,
隙間時間を活用して,
無理なく,楽しく,効果的に勉強することができます。
ポイントは,楽しく!
楽しいことなら,毎日,続けることができます。
毎日,続けることで,習慣化します。
習慣化することで,成績は,どんどん上がってきます。
成績が上がれば,勉強が大好きになります!
是非,隙間時間を活用して,
子供と一緒に楽しみながら,
勉強してみてくださいね。