子供に勉強の習慣を付けさせる3つのポイント!

「宿題は終わったの?」
「早く勉強しなさい!」

子供のやる気を奪うと分かっていても,
ついつい言ってしまう言葉・・・。

 

勉強の習慣があるのとないのとでは,
学力に大きな差が付いてしまうもの。

 

なるべく早く勉強の習慣を付けさせたいところですよね。

 

子供に勉強の習慣を付けるのは,親の工夫次第!

 

ここでは,子供に勉強習慣を付けさせるための3つポイントを紹介します。

勉強の習慣を付けさせる3つのポイント!

① 勉強好きになるような工夫をしよう!

勉強の習慣を身に付けさせるには,
「勉強が好き!」と思えることが大切です。

子供は,ちょっとしたきっかけで勉強好きになるもの。

 

その中でも,特に効果的なものを厳選して紹介します。

将来の目標を持たせる

勉強が好きになるきっかけとして,
子供自身が「勉強がこんなふうに役立つんだ!」
と思うことがあげられます。

そのためには,将来の目標を持たせることが効果的です。

 

将来の目標を持つことによって,
それに向かって頑張ろうとする意欲が沸いてくるものです。

そのため,日頃から,将来のことについて,
親子で話をする機会を設けることがオススメです。

その際には,親の仕事の大変さや楽しさを話すのも,
子供が将来を考える上で,とても効果的です。

 

もし,子供自身が将来の目標を持っているのであれば,
それと関連づけて勉強の必要性を説明してあげるとよいでしょう。

 

また,他の大人の話を聞く機会を作るのも効果的です。

親以外の大人の話を聞くことによって,
視野が広がるきっかけとなります。

 

まだ将来の目標が決まっていない場合には,
将来の目標を見付けるきっかけとなるかもしれません。

 

子供の興味のあるジャンルの講演会などがあれば,
一緒に行ってみるとよいと思います。

共通の話題を持つことで,
子供の応援をする際の声掛けに具体性を持たせることができます。

勉強の正しいやり方を身に付けさせる

勉強嫌いになる理由の一つとして,
「勉強のやり方が分からない」
「勉強についていけない」
ということがあります。

 

逆に,

「勉強のやり方が分かった」
「成績が上がった」となれば,
勉強を好きになっていきます。

 

勉強が好きか嫌いかは,
勉強ができるかできないかにかかっている
とも言えるのです。

そして,勉強ができるかどうかは,
勉強の質と量のかけ算で決まります。

いくら時間をかけて勉強しても,
効率の悪い勉強をしていたのでは成績は上がりません。

その結果,
「勉強したのに成績が伸びなかった・・・」となってしまうと,
勉強が嫌いになってしまう可能性が高くなります。

 

そのため,
正しい勉強のやり方を身に付けることは,
勉強嫌いとならないために,とても大切です。

 

では,子供に勉強のやり方を身に付けさせるにはどうすればよいか・・・。

 

その答えは,早めに塾に通い始めることです。

もちろん,家庭で勉強を教えることもできますが,
子供を勉強嫌いにしないためには,最初が肝心ですので,
最初はプロの関与を求めた方が間違いないです。

 

塾での授業と宿題をこなすことで,
正し勉強方法と勉強時間を確保することができ,
勉強の習慣も身に付けることができます。

 

ここでのポイントは,

通信教育ではなく,塾であるということです。

勉強の習慣がない子供が通信教育をやっても,
続かないことが目に見えているからです。

 

また,最初は,集団指導塾よりも
個別指導塾がオススメです。

集団指導塾は,
一人ひとりの進捗に合わせてはくれませんので,
授業についていけなくなったとき,
勉強に苦手意識を持ってしまうことになります。

 

そのため,まずは,個別指導塾で,
一人ひとりの進捗状況に合った
正しい勉強方法と勉強時間を確保し,
勉強の苦手意識を持たずに
勉強の習慣化を目指すのがとても効果的です。

たくさん褒める

子供にとって,親に褒められるほど,
うれしいことはありません。

 

また,親に褒められることで,うれしいと同時に,
「頑張ったことは報われる」
「やればできる」
と思い込むことができます。

 

この「思い込み」は,
勉強嫌いを克服するために,
とても高い効果があります。

 

得意だと思っていることには,
楽しく前向きに取り組むことができるからです。

 

そのため,たとえ成績が良くなかったとしても,
本人が「得意だ!」「勉強ができる!」と思っていれば,
その後の成績は伸びていく可能性が高いと言えます。

 

ですから,親としては,子供の能力を信じて,
子供が良い思い込みができるような声掛けを
心掛けることがとても大切です。

 

逆に,

勉強嫌いの子供は,
「先生や親に叱られるから嫌々勉強している」
と思っていることがとても多いです。

 

日頃から,褒めることよりも,
怒ったり,勉強を強制するような声掛けの方が多いようでしたら,要注意!

 

子供の勉強嫌いを加速させているおそれがあります。

 

子供への声掛けには十分注意し,
たくさん褒めるようにしましょう。

知ることの楽しさに気づかせる

「勉強しなければならないから勉強する」
という考えでは,
子供がワクワクしないですよね。

逆に,

分からないことを不思議に思い,
調べて答えを発見し,驚き,楽しんだ
という経験を積むことで,
知的好奇心と地頭を育てることができます。

 

「新しいことが分かった!」という体験は,
好奇心旺盛な子供にとって,
さらなる好奇心にもつながりますし,
自分でどんどん調べていく力を付けることとなります。

 

子供に調べる習慣を付けるには,
親が子供と一緒に調べものをしたり,
日頃から「なぜだろう?」という疑問を子供と共有し,
一緒に解決する楽しさを味わうのが効果的です。

 

この方法は,
子供に「勉強している」という意識を持たせることなく
勉強させることができるとっておきの方法です。

 

そのための第一歩は,

リビングに,図鑑や地図,辞書などを置いておき,
疑問が生じたときにいつでも調べられるようにしておくことです。

そして,

テレビや家族との会話の中で,疑問が生じたときは,
一緒に調べて疑問を解消しましょう!

 

これの積み重ねによって,
いつの間にか調べる習慣が身に付き,
知ることの楽しさを実感することができるようになります。

② 毎日少しでも勉強させよう!

子供に勉強の習慣を付けさせるには,
なるべく小さいうちから,
「勉強は毎日するもの」ということを
脳にすり込んでしまうことが効果的です。

一度,学習習慣ができてしまえば,
その後は,苦労なく勉強をし続けることができるようになります。

 

その第一歩は,
毎日,少しずつでも勉強する時間を作ることです。

 

この際に注意すべきは,
最初から,ハードルを高くしすぎないこと!

勉強の習慣がない中で,
いきなり高いハードルを与えても,
これを乗り越えるほどの自力は付いていません。

 

まずは,
確実に超えられるハードルからスタートし,
これを超えていくという達成感と自信を少しずつ付けさせていくことが大切です。

 

これを繰り返していくことによって,
勉強の習慣が付くとともに,このころには,
高い壁をも乗り越えるだけの力が付いているはずです!

 

焦らずに,少しずつでも勉強する習慣を付けるようにしていきましょう。

 

また,家での勉強時間は,下校直後がベストです。

決まった時間に勉強することで
習慣化につながりやすくなりますし,

夕食,テレビ,お風呂などを済ませてからですと,
勉強時間を確保することが難しくなるからです。

③ やることリストを作って貼っておこう!

勉強の習慣がない子供は,
放っておくと,テレビやゲームに夢中になって,
いつの間にか寝る時間になっているということも・・・。

 

そうならないために,
いつ,何をやるのかを見える化しておくことが効果的です。

 

家に帰ってきてからのやることをリストアップして,
紙やホワイトボードに書き込んで貼っておきましょう。

 

ここでのポイントは,
宿題や家庭学習を何時から何時までやるのかは,
親が一方的に決めるのではなく,
子供と一緒に決めることです。

親が勝手に決めてしまうと,
「勉強を嫌々やらされている」ことになり,
楽しく勉強することができなくなります。

 

また,勉強の表を作って,
達成の都度,スタンプやシールを貼るなど,
達成度を見える化することも効果的です。

達成度を見える化することで,
自分が決めたことを達成しようとする意志が働きますし,
これを達成することで,自信とやり抜く力が身に付きます。

 

また,達成度を見える化することで,
子供を褒める機会が増えます。

 

やることをしっかりと達成しているときは,
たくさん褒めてあげましょう!

 

まとめ

子供に勉強の習慣を付けさせる3つのポイントを紹介しました。

 

1つめは「勉強が好きになる工夫をしよう!」

子供が勉強好きになるような工夫が大切です。

子供が勉強好きになるには,

子供自身が
「勉強がこんなふうに役に立つんだ!」
「勉強のやり方が分かった!」
と思う必要があります。

そのためには,
将来の目標を持たせたり,
勉強の正しいやり方で毎日勉強することがとても大切です。

正しい勉強と勉強時間を確保するために,
塾に通うのも効果的です。

特に,

個別指導塾で,
子供の個性や進捗に応じた指導を受けることで,
勉強嫌いを回避しやすくなります。

また,子供が気持ちよく勉強することができるよう,
たくさん褒めることを忘れないようにしましょう。

リビングで一緒に調べものをするなど,
親子で,遊び感覚を採り入れながら,
知ることの楽しさに気づかせるのも効果的です。

 

2つめは「毎日少しでも勉強しよう!」

毎日少しずつでも勉強することによって,
「勉強は毎日するもの」ということを
脳にすり込んでしまいましょう!

ここでのポイントは,
ハードルを高くしすぎないこと!

確実に超えられるハードルからスタートすることで,
達成感と自信を付けさせてあげましょう。

 

3つめは「やることリストを作って貼っておこう!」

やることを明確にすることで達成する意志が働きますし,
これを達成することで,やり抜く力と自信が付いてきます。

 

子供の勉強の習慣化は,
早ければ早いほど学習効果が高くなります。

学力に差が付く前に,
子供に勉強習慣を付けられるよう,
できることから試してみてくださいね。

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